手作りなら好きなアロマが選べる！自宅で簡単にできる消臭スプレーの作り方

衣類や部屋、トイレのニオイが気になるときに便利なのが消臭スプレーです。 家に常備してあるという人も多く、人気のアイテムだといえます。そんな消臭スプレーは簡単に手作りできるのを知っていますか。消臭スプレーはお気に入りのアロマでも作れます。 この記事では消臭スプレーを手作りする方法を紹介していきましょう。

消臭スプレーを手作りするメリットは？

消臭スプレーは身近な材料で作れますので、思い立ったときに作れるのがメリットです。 また、市販されている消臭スプレーには合成界面活性剤などが含まれていることがありますが、手作りをすると無添加で体に優しいものが作れます。 手作りは市販品を購入するよりも安くなることが多く、欲しいときに必要な分だけ作れるのも魅力の１つ。自分のお気に入りのアロマや香水をプラスすると、自分好みの香りが手に入るのも人気の理由です。

必要なアイテム

消臭スプレーを手作りする際に必要なのがスプレーボトルです。 消臭スプレーにはアルコールを使用することが多いため、ガラス製か耐油性、耐アルコール性のスプレーボトルを選びましょう。 プラスチックのスプレーボトルの場合には、あらかじめビーカーで材料を混ぜ、薄まった状態でスプレーボトルに入れるようにします。 そのほか、消臭スプレーをスプレーボトルに移すためのろうとや材料を計量する際の計量スプーンもあると良いでしょう。ニオイを消臭する重曹やクエン酸などの成分や、無水エタノールも必要です。 加えて、材料を混ぜるビーカーやお気に入りのアロマオイル、精製水を用意します。

無水エタノールと消毒用エタノールの違いは？

手作り消臭スプレーの材料にある無水エタノールと消毒用のエタノールには違いがありますので、注意が必要です。 無水エタノールは水をほとんど含んでいないのす。 一方、消毒用のエタノールのアルコール濃度は76.9～81.5％と低く、その場にとどまって消毒などを行うのに適しています。 どちらも同じアルコールですが、手作りの消臭スプレーの場合には、精製水で薄めてアルコール濃度が調整できる、無水エタノールを使いましょう。

ニオイの種類や性質を知るのがおすすめ

手作りの消臭スプレーを作る前に、消臭したいニオイの種類や性質をしっかりと知っておくことが大切です。 どのニオイの消臭にどんな成分が必要かが分かると、消臭効果の高い消臭スプレーが手作りできます。

消臭のメカニズム

ニオイは雑菌がニオイの元となる成分を食べ、分解するときに出る副産物によって発生します。よって、効率よく消臭するためには、ニオイの元である雑菌を取り除くことが大切。 ただし、洗えない衣類や家具などの場合には、消臭スプレーを使ってニオイを中和します。多くの汚れとニオイの元となる成分は酸性ですので、アルカリ性の成分を使うことで中和が可能です。 一方、トイレやタバコ、魚のニオイはアルカリ性ですので、酸性の性質をもつ成分を含んだ消臭スプレーを使いましょう。

アルコールで除菌すると消臭効果アップ

ニオイの元となるカビや細菌を減少させると、ニオイを取り除くことが可能です。 カビや細菌を減少させることを除菌といいますが、加熱や洗浄消毒のほかにアルコールでも除菌はできます。除菌できると消臭につながることから、消臭スプレーにアルコールが使われることが多いのです。 手作りの消臭スプレーには無水エタノールと呼ばれるアルコールを使用し、除菌することで消臭効果を高めます。

【成分別】消臭スプレーの作り方

消臭スプレーの基本となるのが消臭成分とアルコール・精製水です。 消臭成分を使い分けることで、ニオイ別の消臭が可能になりますので、成分別に消臭スプレーの作り方とその効果を紹介していきましょう。

万能な重曹

手作りの消臭スプレーで使われることの多い成分が重曹です。 重曹は弱アルカリ性ですので、多くのニオイの原因となる酸性のニオイを中和できる特徴があります。 なかでも、汗の匂いや腐敗臭などのきついニオイにも効果を発揮。生ごみを入れているゴミ箱にスプレーするだけで消臭が可能ですので、非常に役に立つアイテムです。 重曹を成分として消臭スプレーを手作りする際、アルコール濃度は60％にするのが良いでしょう。アルコール濃度を70％にすると重曹が溶けにくく、スプレーボトルの口が詰まる可能性があります。 無水エタノール120mlに対して80mlの蒸留水を入れ、アルコールを60％に薄めたところに重曹を入れて混ぜましょう。重曹の量は小さじ2分の1程度で十分。 重曹を使った消臭スプレーはごみ箱のニオイだけでなく靴箱のニオイや犬・猫、ウサギといったペットのニオイの消臭も可能です。また、重曹は油汚れや焦げ付きといった酸性の汚れにも強いため、消臭スプレーとしてだけでなく、掃除にも使えます。

トイレにぴったりのクエン酸

重曹では落とせないアルカリ性のニオイには、クエン酸を使うのがおすすめです。 クエン酸を使用した消臭スプレーはおしっこなどから出るアンモニアのニオイを分解できますので、トイレの消臭に効果的でしょう。 トイレのニオイは排せつ物が壁や床に飛び散ることで発生しています。よって、トイレに手作りのクエン酸消臭スプレーを吹き付けると、悪臭が分解できるのです。トイレ独特のいやなニオイが消せますので、クエン酸の消臭スプレーはおすすめだといえるでしょう。 作り方も簡単で、無水エタノールと精製水を混ぜたのものに、重曹の代わりにクエン酸を溶かすだけです。水200mlに対して小さじ1杯のクエン酸を溶かしたものでも十分ですので、アルコールが肌に合わないという人にもおすすめします。

ミョウバン

水500mlに対して焼きミョウバン15～20gを溶かすと、汗や体臭を消す手作りの消臭スプレーができます。 足のニオイや衣類のニオイも消せる消臭スプレーであり、加齢臭にも効果が期待できます。 焼きミョウバンはドラッグストアなどで簡単に入手可能。 作った直後は白く濁りますが、しばらくすると透明な液体になります。保管は冷蔵庫がおすすめで、1カ月程度のうちに使い切るようにしましょう。

ハッカ

日本ではハッカと呼ばれ、英語ではミントとして親しまれているハーブからも手作りの消臭スプレーが作れます。 作り方は簡単で、ハッカの葉から抽出したハッカ油を無水エタノールと精製水を混ぜたものに入れます。 無水エタノール10ml、精製水90mlに対して30～40滴ほどのハッカ油を落として混ぜるだけですので、非常にシンプル。 ハッカの爽やかな香りにはリフレッシュ効果が期待でき、虫よけにもなる優れものです。気になるニオイにハッカの消臭スプレーを使うと清涼感あふれる香りが広がります。

加齢臭にもおすすめのアロマタイプ

加齢などによるニオイが気になる人は、水と重曹の消臭スプレーにアロマオイルをプラスするのをおすすめします。 お気に入りのアロマの香りの消臭スプレーを部屋にスプレーすることで、気持ちがリフレッシュするでしょう。 アロマセラピーのような効果も期待でき、良い精神状態で過ごせる可能性もあります。ペパーミントやグレープフルーツなどの香りには殺菌効果もあるため、選んでみると良いでしょう。 冷蔵庫の中に爽やかな香りの消臭スプレーを吹き付けておくと、冷蔵庫を開けるたびにアロマのいい香りが楽しめます。

どこに使うのがおすすめ？

手作りの消臭スプレーはどこに使うのが良いのでしょうか。おすすめの使い方を紹介しましょう。

衣類の消臭

重曹を含む手作りの消臭スプレーは皮脂などのアルカリ性のニオイに強いため、汗のニオイを消す効果があります。 ニオイの元となる汚れに直接働きかけて雑菌を取り除き、ニオイを根本から解決してくれるのです。よって、洋服などの衣類の消臭におすすめ。 ただし、手作りの消臭スプレーにはアルコールが入っているものが多く、直接吹き付けるとシミになる可能性があります。 大切な衣類がシミにならないよう、目立たないところで試してから使うのがベターです。

寝具の消臭

寝汗を吸い込んだ布団や頭皮からの脂が付きやすい枕は、皮脂汚れをエサにする雑菌によるニオイが発生しやすいといえます。 カバー類であれば洗濯が可能ですが、敷布団などの場合には丸洗いが困難。そんなときでも、手作りの消臭スプレーを拭きつけるとニオイの元となる細菌の除去が可能です。 ただし、アルコールを使った手作りの消臭スプレーを肌が直接触れる場所に使うと、肌荒れを起こすリスクがあります。小さい子どもがいる家庭などでは注意しましょう。

靴の消臭

汗をかいて蒸れやすい靴の消臭にも手作りの消臭スプレーがぴったりです。 靴についた皮脂汚れは重曹を成分とした手作りスプレーで分解します。 手作りスプレーを使った後は風通しの良い場所に干しておくと、いやなニオイがなくなるでしょう。

手作りする際の注意点

汗やキッチンの生ゴミ、トイレのアンモニアといった臭いニオイは手作りの消臭スプレーで解消できます。作り方も簡単ですので、挑戦してみることをおすすめします。 ただし、手作りの消臭スプレーは市販品のように保存料などを使用していませんので、中の水が傷んだり、成分が変化したりといったトラブルも考えられます。よって、1カ月を目安に使い切るようにします。 また、アルコールを使用した手作りスプレーを肌が弱い人が使うと、かゆみやかぶれを引き起こすことがあります。 さらに、布製品に使用すると、シミなどが付くこともありますので、使い方には十分に気をつけなければなりません。

手作りよりもおすすめはアルカリ電解水のwash-U

手作りの消臭スプレーは保存料や添加物を含まないため、安心して使えます。 ただし、使い方には注意が必要です。手作りと同じくらい安心な消臭スプレーにアルカリ電解水を使用したwash-Uがあります。 ここからは、wash-Uの魅力を紹介しましょう。

成分のほとんどが水！

wash-Uは純水を主成分とした水溶液。純水に電気を通すことで取り出した強アルカリ水ですので、成分のほとんどは水です。 そのため、肌の弱い人や赤ちゃん、ペットにも安心して使えます。

消臭だけでなく除菌にも効果が

アルカリ電解水は汚れの原因となる細菌に直接作用し、素早く分解してニオイを取り除きます。 細菌を不活化させる働きがありますので、除菌にも効果が期待できます。アルコールでは太刀打ちできないノロウイルスの不活化も可能で、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスの除菌可能。 いやなニオイを消臭するだけでなく、感染対策にも効果的ですので、注目を集めている商品です。

企業への導入実績が豊富

アルカリ電解水のwash-Uは、その使い勝手の良さから多くの企業に導入されてます。 例を挙げると、フォトスタジオでの衣裳の除菌・消臭があるでしょう。多くの人が袖を通す衣裳にはニオイや細菌が付きやすく、できるだけ早い段階での除菌が求められています。wash-Uであれば、衣裳を痛めることなく除菌ができ、ニオイの元となる細菌も取り除くことが可能。 ウイルス感染の心配もないことから、お客さまに安心して利用してもらえるとの声も聞かれます。 また、従業員の衛生管理やスタジオの掃除にもwash-Uが大活躍。 wash-Uであれば、洗剤を使った掃除のように手荒れを気にする心配がありません。従業員が快適に働けるといった声もあり、導入する企業が増えています。

効果の高い消臭スプレーで快適に

消臭スプレーは少ない材料で製作でき、作り方も簡単なため手作りをしてみるのも楽しいでしょう。 汗のニオイには重曹、トイレにはクエン酸を成分とした手作りスプレーを使うと、高い消臭効果が期待できます。 しかし、アルコールを使った手作りスプレーには手荒れや誤飲の心配もあります。 その点、アルカリ電解水のwash-Uは安全な成分でできていますので、安心して使えます。たくさんの企業もアルカリ電解水のwash-Uを取り入れその効果を実感していますので、試してみるのがおすすめです。